自動車部品を効率よく検索する方法
2022/04/10
自動車のちょっとした部品はいまやインターネットで手軽に入手出来るようになりました。
いやほんと、自分でやりたいプライベーターな人たちには、いい時代です。
以前のように、自動車メーカーの部品共販まで日曜日の朝一番で出向き、部品があればラッキー、無ければ予約注文して作業はまた先送り、なんて、手間のかかることをしなくても良くなったのですから。
おーとばっくすとかの部品量販店で部品を取り次いでもらっても、入荷が3週間後、とか、のんびりしたことをやっていました。
さて、インターネットでの部品検索、みなさんはどうしていますか?
今回、部品を購入したときの失敗談がありましたので、失敗ネタをシェアするとともに、自動車部品を検索するのに非常に便利なサイトがありますので、その情報もシェアしておきますね。
1.自動車部品を検索したときの失敗例
自動車はスバル レガシィです。形式はBP5でまぁよく売れたレガシイですね。
レガシィのリヤブレーキが引きずり気味だということで、ブレーキのOHをすることになりました。
早速みんなだいすきヤフオクで検索です。すぐにヒットしました。
下記はイメージ図です(笑)
オーナーさんは、ここでサクッと注文しました。
まず、ここがミステイクポイント!です。
このショップさんは、出品文章中に再三に渡って「適合確認します。ご連絡ください。」と記載しています。
出品タイトルが「レガシィ BP5 用」と記載があったとしても、BP5でもいくつも違うバージョンがあるかもしれないからです。
伝え聞いただけなので真偽はわかりませんが、S14シルビアは同じ部品でも複数の品番がいろいろ存在しているようで、形式、型式指定番号、類別区分番号がはっきりしていないと、まったく違う部品が来てしまうことはよくあるそうです。
なので、購入前に、「必ず適合確認」をしなければならなかったのです。
「BP5用と書いてあったから」では、通りません。はい。
出品者さんが繰り返し書いているということは、必ず確認しなければならない、ということは、察しておきましょう。
到着した部品は微妙に違っており、OHが終わっていざゴムブーツをはめこもうにも、抑えとなる金属のOリングをはめることができず、いや、無理やりなはめ方をしてしまいました。
案の定、1週間もしないうちにブレーキフルードが漏れ出したり、いい結果とはなりませんでした。
さすがにおかしいと思い、あらためて適合確認を行ったところ、品番が違っていたそうです。
適合確認を怠った自分が悪いので、部品を買い直すこととなりました。
ま、いい経験でしたね。
2.適合確認をするのに便利なサイト
今回のように、ヤフオクに出品してくれている業者さんなり、部品なり、があれば、部品調達へのアプローチは最短で出来ますが、では、品番もわからない、どこで売っているかもわからない場合は、検索するのにじかんがかかりますよね。
そんなときに、車検証のデータをもとに適合するいろいろな部品を一気に表示してくれるサイトが有るのです。
それが「モノタロウの自動車部品検索」。
これ最強です。
使い方は簡単。
まず車検証を用意します。
形式を入力します。記載がある場合は型式指定番号、類別区分番号を入力します。
何度も登録を繰り返したり、構造変更・改造車検を行っている車両は、型式指定番号や類別区分番号は車検証に記載されていませんので、形式を入力して検索した結果から類推することになります。
検索対象となる商品も多岐にわたり、大抵の部品についてはここで品番やメーカー、価格が判明するかと思います。
そのままモノタロウで注文するもよし、さらに最安値を狙って得た品番やメーカーをもとに、インターネットで検索をかけまくる、とか。
経験則ではモノタロウの価格でいいかと思いますよ。探し直す時間を考えるとさらに激安なところなんてないと思いますし。
先程のレガシィの部品も、最初にここで検索しておけば、明らかにヤフオクの品番とは違いましたので、無駄なコストと作業が発生しなかったのに・・・(笑)ちなみに検索の使い方は、動画も用意されています。こちらも御覧ください。
プライベーターの方はぜひこのサイトをお気に入りに登録しておくと、きっといいことがあるかと思います。