個人事業主が近寄らないほうが良い顧客の見分け方
2017/09/16
当店は個人事業主です。いきなりですが(笑)
なかなか受注につながらない案件ばかりで困りものですが、ほんとに困っていますが(笑)、開業してからだんだんと
・こういう客には近づかない方がいい
ということが分かってきました。
悪いお客さんじゃないんですけどね(笑)
1.近づかない方がいい顧客とは?
ズバリ、以下の3点セットを兼ね備えているお客様です。
1)見積もり指示が細かい
2)値下げ要求が厳しい
3)納品前後のクレームが多い
2.なぜそのように思うのか
総論として、「大企業向けと同じ仕事の流れを優先される」ことなんだと思います。
えぇ当店をそういう大企業様と思っていただけるの・・・・・じゃなくて(笑)。
1)見積もり指示が細かい
感覚として思うことですが、もともとのご予算ありきということは百も承知なのですが、それを隠すことが美徳のような見積り依頼をしてきます。
最初から「いくらしかないけど、どこまでできるか」というように、当方を信頼していただけるような見積り依頼なら良いのですが、「予算は少ないけどできるだけ多くのことをやらせよう」という不景気デフレ時代に刷り込まれた「見積もりたたき」を美徳とするような依頼のされ方をされると、たいてい
2)値下げ要求→3)納品前後のクレームというコンボに行き着きます。
なので、当店では1)の段階でん?と思ったら、やんわりと案件を辞退させていただいています。
2)値下げ要求が厳しい
1)でさんざん見積もりを絞った後に、さらにそこから根拠のない値下げ要求をしてきます。無理です。
「他店はもっと安い値段の見積もりが出てるけど」と定型を投げかけてきますが、どうぞちらでやってください。と。
3)納品前後のクレームが多い
当方としても請負範囲については入念に確認させていただいて書面で残しているのですが、本当にずるいお客様は「担当印」や「照査印」はあっても、「承認印」を最後まで押してくれないところもありました。どういうことかというと、
「照査までは終わっているし、発注書出しているんだから、納期が短いから着手してくれ」と言われて、こちらも着手して納品します。
すると、納品段階になって、あーだこーだと言い出します。で、書面に記載のないところまで要求しておりますが、とこちらが返すと
「承認した覚えはない。承認印は押していない」と、のたまいます(笑)
その他、見積もり外のことをいろいろやらせたいようで、あーだこーだとクレームをつけて、そのお詫びとしてここまでやれ、とか、無理難題を言ってきます。
3.当店にも足りないところはある
所詮個人事業主です、スーパーウルトラスキルをもった個人事業主ではありませんので、やれることやれないことがあります。
そこを素直に認めていただけるお客様とは良好な関係が築けているので別に良いのですが、まだまだこういうお客様がいらっしゃいますので、自分への備忘録として残しておきます。