サンメカのグリースは極圧性ウレアグリスだけでいいのでは?
2020/07/24
クルマやバイク 自転車のメンテナンスに欠かせないケミカル そう グリース。
特にクルマやバイクの足回り、駆動系では出番が多いですね。
グリスって、サービスマニュアル上、用途別にいろいろなグリスの指定があります。
AグリスとかBグリスHとかJとか、ブツの成分は記載されていませんが、まあ用途別にそれぞれの特性があるのでしょう。
ここからは素人の素朴な考え、意見です。プロの方からすればそれはそれは浅はかかもしれませんので、そっとこのページを閉じていただいてけっこうです。
狭いガレージに、何種類もグリス置けないよ、なにか1個だけ置いておきたいんだけど、って思ってる人は是非読んでみてください。
1.グリスに求められる性能は?
別に性能を求められてなくて、潤滑、防錆くらいだったらなんでもいいとおもうんです(暴言(笑))
求められる性能を列挙してみました。
・耐熱性
クルマやバイクって各所が熱にまみれたものですので、ある程度の耐熱性は必要かなと。熱で垂れちゃったり流れちゃったりしても潤滑ができなくなりますしね。
・耐水性
雨や湿気にさらされますので。
・極圧性
たとえばピロジョイントとか、ステムベアリングとか、「圧」がかかるところに有効に機能してほしいですよね。
・付着性
CRC-556の用にサラサラだと、すぐに流れちゃって潤滑もなにもあったもんじゃないですしね。
2.サンメカが1個だけグリスを持つならば!
要はこれを満たしているグリスがあれば、いいんでしょ、と。
っという勝手な結論づけで探した結果、使っているのが、これ。
エーゼットさんの「極圧勇気モリブデングリース ウレアベース」というやつです。
お値段少しだけ高いですけど、何種類も揃えること考えたら安いもんです。
容量は80g,100g、400gと選べますが、そんなに値段は変わらないので、一番おっきいやつでいいんじゃないスカね(笑)
極圧性のあるグリスって種類が少ないです。で、リチウムベースとウレアベースってのがあるんですけど、謳い文句を引用すればウレアベースのほうが「熱安定性に優位」ということなので、じゃあウレアベースでいいんじゃね?という、結論。
使用温度範囲は-20~200度
ちょう度は2号
2号と記載はありますが、他の2号よりはしっかり感があります。ちょう度3号のグリスを持っていますが、そこまで固くないかんじです。ちょう度2.5号くらい、かな?(笑)
じつはこの硬さが、けっこう、メンテしやすくて好みです。だらーっとしていないから、狙ったところにしっかり塗り込めるし、拭き取りも楽ちん。
ぜひ、試してみてください。
うちのガレージはこれを使うようになって3年くらいかな。トラブルは一切出ていないです。色んなとこに使いまくってます。
これいいじゃん、って、なったら、他のグリス、たぶん、捨てちゃうかも。うちは捨てました(笑)