アストロプロダクツ製 1.5トン ラチェットタイプのパンダジャッキが壊れてしまった件
2017/04/07
アストロプロダクツ製 1.5トン ラチェットタイプのパンダジャッキを甥っ子にプレゼントしてから3ヶ月、甥っ子からLINEが届きました。
「パンダジャッキが壊れた」
ううーっむ。ジャッキなんて壊れるものなのか・・・ 油圧でもないし・・・
よく見ると、ネジ山が変に削れてしまっています。
こんなしょぼい画像しか残っていなくて申し訳ない(笑)。
ジャッキアップしている最中に、ラチェットが急に重くなったとのこと。
車重で感じる重さではなく、物理的になにか重い感じがしたのでラチェットを戻してみたらネジ山が変な形になってしまっていた、とのこと。
まぁ壊れてしまったものはしょうがない。もう一個、購入してあげた。またプレゼント(笑)
この時に、新品とくらべてみた。
うーん、ネジが締まる・緩む方向(ジャッキアップ方向を上下、とすれば、前後方向)にガタがある。
雄ねじと雌ねじにガタがある、という言い方がわかりやすいかな。
ジャッキに負荷がかかると、このガタが原因でネジ山が合わなくなって潰れちゃうのかなー、なんて、勝手に推測。
ちなみに、うちのガレージで10年以上使っているトヨタ純正ジャッキは、このようなガタが無い。
ガタが皆無というわけではないが、微小である。
うーん、また壊れちゃうかな、と、思っていたら、先週やっぱり壊れたそうです。こんどは2ヶ月で壊れた(笑)。
なので、トヨタなどのメーカー純正車載ジャッキに高ナットを溶接してラチェットタイプのパンダジャッキを作ってあげました。
ちなみに、溶接は100Vの電気で動作するアーク溶接ではだめでした。
熱量が圧倒的に足りないという感じで、母材を溶かすところまでいきませんでした。
なので、ガス溶接を持っているバイク屋さんに持ち込んで溶接をしてもらいました。
溶接の様子を見ていましたが、母材が赤くなるまで熱を入れないと強度の出る溶接は出来ないみたいですね。
ちなみに、溶接の工賃は2500円でした。
鉄工所など溶接を専門に扱う業者さんでしたらお安く出来るのでしょうが、うちの近くにそういう鉄工所はなく、知り合いのバイク屋さんでお願いしました。
ジャッキはヤフオクで送料込みで2000円でした。
合計4500円のジャッキとなったので、値段としてどうなんだ、という思いはありますが(笑)、油圧ジャッキだと、車高短には使いづらく、油圧ジャッキを入れるためにはまず車載ジャッキである程度クルマを持ち上げて隙間を作る必要があるので、まぁ一生モノの車載ジャッキと思えば安いもんでしょう。