ぼっこいトラック買ってみたよ!! GA-KM51タウンエーストラック -中古新規登録編-
2017/09/09
世の中、エコカー、エコカー、ですね。えぇリッター5,6kmのトラックを買ってみました(笑)
あまりにも古くてあまりにも情報がなさすぎるので、自分への備忘録も兼ねていろいろ書いていこうと思います。
購入したのは初年度登録平成8年のトヨタ タウンエーストラック。
これを書いている今が平成29年ですから、わーお21年落ちです。どうしようもないですね(笑)
1.なぜトラックを買ったのか
いきおいです(笑)。一番の理由は「パワーゲートが付いていたから」です。
前からいろいろ積めるものがほしいなと思っていて、それでメインがハイエースなわけですが、
お仕事で使うトラック以外にも1台持ってみたいなぁと思った次第で。
古くても、パワステ、エアコン、オートマ、そしてNox規制はクリア。
前のオーナーさんは法人さんだったので、定期点検やいろいろ部品交換をしている車両だったので、ちょっとは遊べるかなと思った次第。
ちなみに走行距離は約10万キロ。21年落ちで10万キロなら、ま、いっかと。記録簿から見ても改ざん車両ではなさそうですし。
2.車検通りますって言ってたのに・・・
えぇ中古車、しかも個人売買レベルですから、いろいろトラブルは予想していました。
えぇ、しっかりトラブルだらけでしたよ。ただ、中古新規登録をするだけなのに(笑)
購入したときはすでに車検切れで、ナンバーが付いていない状態。
まずは車検を取って、ナンバー取らないといけません。
販売者さんいわく「このまま車検通りますよ」ってことで。
事前確認をし、車両の突っ込みどころは満載だったけど、まぁ21年前ってことで、いろいろ目をつぶって、
・エンジンからの異音がないか、吹け上がりに問題はないか
・パワーゲートは正常に動作するか
・エアコンは正常に動作するか
・パワステ、オートマは正常に動作するか
・下回りに油漏れなどはないか
というチェックを行いました。この時点でとあるチェック漏れがあったのですが(泣)
まぁ勢いもありますので、購入しちゃいました。
で、購入後あらためて登録事項証明書(ナンバーを返納しているので、登録事項証明書です)を確認すると、車高がどうも怪しい・・・
パワーゲートのあおりを加工しているので車高が高いです。んが、179cm うーん なんか違う・・・
さらにいろいろ見ていきます。フロントホイールがアルミに変わっていますが「JWT」の刻印がありません。
最大積載量が500kgを越えていますので、あーこれは通らないですね。。。
慌ててホイールを手配します。
しかし!PCD114.3の4穴 JWTホイールまたは純正スチールホイールが、どこにもない!!
もう、古くて需要がないんでしょうね(泣)
なんとか探しました。栃木県まで行ってきました(笑)
この時点でこのままでは車検に通りそうもない雰囲気がぷんぷん。
大丈夫かな((汗))
3.やっぱり車検場で・・・
さて、予約して車検場へ持ち込みました。
予約を待つ間、念のため下回りを再チェックします。
ここで・・・・事前確認で漏れていた部分が見つかりました。
マフラーが腐っていて、排気漏れしているのです。。
こりゃ車検は通らん・・・
慌てて対策します。排気漏れをしている部分が微小だったので、マフラーパテと耐熱テープを駆使して廃棄漏れを止めます。
なんとか止まりました。
そしてラインイン!
もちろん外観検査で引っかかりました。車高で。当たり前ですね。
継続検査と同様の検査をラインで行ったら、新規登録専用のラインに並び直して詳細な検査を受けることになりました。
通常の検査は以外にも一発クリアです。光軸も排気ガスもオッケーでした。
下回り検査も無事に通過しました。
そして新規登録用のラインに並び直します。
ここで、各所指摘のオンパレードです。
・車高が違う
・重量が違う
・フロントホイールにJWTホイールではない
など。。。
ホイールの件、別の記事にて。
どうも、リヤにパワーゲートを増設した後、構造変更をしていなかった可能性が大です。
いたいなー・・・購入前に登録事項証明書をきちんと確認すればよかった・・・
車高、事前に計測していきましたが、199cmでギリギリです。
持ち込んだ車検場はレーザー測定器で自動で寸法を計測します。
な、なんとか199cmでした。よかった♪
2mを超えると1ナンバーになったり、大変なことになります。
また、パワーゲートの分、最大積載量を減トンとなりました。
最大積載量が750kgから700kgとなりました。
そんなこんなでやっとナンバーが取れました。ふぅ。
審査書類、見たこともないくらいの追記・変更・はんこをいただきました(笑)
4.ナンバーのない中古車を購入するときは・・・
結論。
ナンバーのない中古車を購入するときは、若干の手数料がかかっても「予備検渡し」で、とすべきです。
予備検についての詳細はここで割愛しますが、販売者側で予備検を取得していただき、「車検が通った状態」としてもらいましょう。
今回のように、販売者さん自身もよく確認しないで販売しているケースがありますので。
予備検済みでしたら、書類と車両を持ち込めば、すぐにナンバーを取得することができます。
今回の手間やいらん出費を考えたら、予備検に手数料を払ったほうが遥かに安いです。
これで晴れて公道を走れるようになったので、これからいろいろいじったり遊んでいきたいと思います。