バイナリーオプション 勝率90%超えのツールを体験してきた!
2016/03/13
トレードインしたときの値よりもn分後の値が高いのか安いのかをあてるのが、当方が検証しているバイナリーオプションです。
ハイ・ローとも呼ばれていますね。
基本的にはチャートの値動きをもとにトレードインしていくのですが、それをインジゲータやツールを用いることでより高確率を求めていくのが流行って?いますね。
そのツールやインジゲータが無料または安ければ良いのですが、昨今は流行にのって結構な値段で販売しているものも少なくありません。
今回は4月から新発売する「ツール」と呼ばれるものの動きを、販売前に見せてもらうチャンスがあったので見させていただきました。
実際の画面はリモートアクセスで購入希望者のみが10分間だけ見ることができるものでした。
前宣伝では「勝率90%!」との謳い文句。憧れますねー勝率90%!
これがもしほんとだったら1回20万のトレードインであっという間にミリオネアになりそうなかんじです。
早速見てみましょう。
リペイントした結果が勝率90%なのでは?
本当に10分でリモートアクセスを切られてしまったので、ほんとに勝率が高いかどうかなんてわからなかったのですが、おっ!と見逃さない表示がありました。
画面はMetatrader上のインジゲータだったのですが、「リペイント」されているんですね。
リペイントとは、リアルタイムで動いているチャート上では「買い!・売り!」のサインが出た後、チャートの動きによってはそのサインが消えてしまうというものです。
たとえば売りタイミングが発生した時にサインが表示されます。ユーザーはそれに基づいて売りポジションをもったとします。
しかし、チャートが上昇してしまった場合、その売りサインが消えてしまうのです。
サインが消えてしまったのに売りポジションは当然残ったままになります。そのままチャートが上昇してしまえば損切りとなってしまうわけです。
つまり、「都合のいいサイン(勝ちを示すサイン)」は表示が残ったままになりますが、「都合の悪いサイン(結果として負けてしまったサイン)」は表示が消えてしまいますので、結果として「すごい勝率」が表示されたインジゲータ、ツール、となるわけです。
つたわりましたでしょうか?(笑)
これはFXで一時期(今もそうですが)流行った売り買いサインを表示するインジゲータで多くの批判を浴びたやりかたです。
FXの世界ではリペイントをするツールなのかそうでないのか、は、かなり厳しく評価されるようになっていますが、バイナリーオプションをやられるかたはFXのそういう評価はわかりませんで(たぶんわからないでしょう?)、いざそのツールを使ってハイ・ローを行ったとしても、「あれ?サインが消えた・・・」とボー然としてしまうに違いありません。
じっさい、表示されたサインを見て手元のデモ口座でトレードインしてみたのですが、0勝3敗でした。サイン消えちゃうんだもん(笑)。
で、10分のデモが終わった後に、販売者からメールで
「いかがだったでしょうか。サイン表示のとおり、勝率100%で終了したことがわかっていただけたと思います」
ってメッセージが(笑)。
あー、そりゃそうだ、負けたサインは消えてしまっているのだから(笑)
このようなツール類は高額で何種類か販売されているようです。
ぜひ購入前に、
「シグナルはリペイントしますか?」
と聞いてみてください。